不動産を買うとき、最初に頼るのが仲介業者。
でも、ただ紹介されるがままに物件を見て、言われるがままに買ってしまうと、後から“聞いてなかった”地雷が爆発することも。
本記事では、プロの不動産投資家も実際に使っている「仲介との面談で役立つ質問集」を、シーン別にご紹介します。
ポイントはこの2つ:
- 書面に載らない生の情報を引き出すこと
- 仲介に「この人、わかってるな」と思わせて、舐められないこと
■ 1. 初めて面談するとき
―― 相手の実力と相性を見極める
🔸使える質問
- 最近、このエリアで成約した投資用物件ってどんな条件でしたか?
- どれくらい頻度で投資用物件の売買を扱ってますか?
- 自分でも物件を持って投資されてますか?
- 管理会社やリフォーム業者、紹介してもらえますか?
- どんな属性のお客さんと取引することが多いですか?
■ 2. 物件を紹介されたとき
―― 書類に出ない“地雷”や“手間”、そして“交渉材料”を炙り出す
🔸使える質問
- 売主さん、価格以外で優先している条件(時期や融資特約の有無など)ってありますか?
- 他に動いてる買い手ってどんな属性の方ですか?現金ですか?融資ですか?
- このテナントさん、更新時や普段のやりとりで面倒なこと言ってきたりしますか?
- この管理会社の対応、オーナーからの評判ってどうですか?
- このテナント、入居時にAD(広告料)やフリーレントって付けました?
- 最近の空室募集、どれくらいの期間で決まりました?どんな広告出してました?
■ 3. 契約に向けて進めるとき
―― 交渉余地とリスクをつぶす“詰めの質問”
🔸使える質問
- 全体のスケジュール感を教えてください
- 契約日や決済日の流れって、どこで何時から、どういう順番で進むか説明してもらえますか?
(登記資料確認→融資実行→売買代金送金→関連費用送金などをわかりやく説明してくれるか) - 当日必要な持ち物や、支払いが必要な金額をまとめてください。
(物件価格だけでなく、仲介手数料、登記費用、税金などを早くわかりやすく説明してくれるか) - この物件、過去に融資がついた銀行ってどこかありますか?
- 引き渡し前に、水圧や排水の状態って確認できますか?
- ゴミ置場や共用部、テナントのトラブルって今までありましたか?
■ まとめ:質問する人だけが得をする
仲介は「聞かれなければ言わない」ことが多いです。
逆に言えば、「ちゃんと聞ける人」だけが、リスクを避け、好条件を引き出せます。
📌この記事の質問を活用すれば:
- 書面にないトラブルやクセを事前に把握できる
- 仲介に舐められず、対等にやり取りできる
- 結果的に“良い物件を、良い条件で”買える確率が上がる
ぜひ保存して、現場で使ってみてください。
気になる物件があるけど、仲介とのやりとりが不安……という方は、
お問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。
では、またひみつ基地で!
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